2010年のエクリプス賞年度代表馬であるゼニヤッタの初子・コズミックワンがサンタアニタ競馬場の3歳未勝利戦に登録した。

コズミックワンは父バーナーディニの牡馬で、馬主はジェリー＆アン・モス（モス夫妻）、調教師はジョン・シレフズと、ゼニヤッタと同じ組み合わせとなっている。ゼニヤッタの主戦騎手はマイク・スミスだったが、ここ数カ月の間に数回調教で騎乗していたヴィクター・エスピノーザが騎乗する。

デビュー戦にはコズミックワンなど7頭が登録している。


(Daily Racing Form　4月12日)


【補足】
ゼニヤッタに関しては今更説明する必要もないでしょう。その初仔がようやくデビューにこぎつけたようです。

コズミックワンが出走する未勝利戦は、総賞金が5万6000ドルと、アメリカの未勝利戦では最上級に近い位置づけとなります。日本のオープン戦に相当するステークスは総賞金5万ドル以上が標準なので、それ以上の未勝利戦に出てくる馬はそれなりに期待されていると見ていいでしょう。

さすがに時期的にクラシックどうこうと言うのは厳しいですが（そもそもケンタッキーダービーは指定のレースでポイントを稼がないと出られない）、偉大な母に少しでも近づけるようがんばってほしいです。

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