9月24日朝、無敗の世界チャンピオン・ブラックキャビア(Black Caviar)に、二番仔となる父セブリング(Sebring)の牡馬が誕生した。
共同オーナーの管理者であるネイル・ウォレットは母子が直ちに回復したことを大いに喜んだ。
この牡馬は現役時一度しか負けなかったゴールデンスリッパー勝ち馬を父に、世界チャンピオンを母に持ち、その価値は数百万ドル相当と見られる。しかし、オーナーたちは偉大な牝馬の息子や娘たちはすべて手放さずに出走させると語っている。
ブラックキャビアは約12カ月前に父エクシードアンドエクセル(Exceed And Excel)の牝馬を出産。来年のデビューが見込まれている。
ブラックキャビアは2012年のロイヤルアスコットにおけるダイヤモンドジュビリーステークスなどG1競走を15勝し、オーストラリアの偉大な競走馬たちに列せられている、
彼女は現在自らの名を冠したレース名となっているライトニングステークスを3勝、VRCクラシックを2勝、ウィリアムレイドステークスを2勝、そしてTJスミスステークスを2勝などし、2013年に現役に別れを告げた。
彼女の次の配合相手は明らかにされていないが、スニッツェル(Snitzel)が選択肢の最有力候補と目されている。
■ネイル・ウォレット
昨晩とても順調に、予定通りに出産しました。素晴らしいです。彼女はとても上手に優れた母に戻り、つねに我が子に寄り添っています。
この子はスマートかつたくましい牡馬で、生まれてたった12時間しか経っていないのに、すでに放牧地を走り回っています。
(The Sydney Morning Herald 9月24日)
【補足】
元記事内に母子の画像があります。ブラックキャビアの良き母ぶりが垣間見れます。
- ネタ元のURL
- http://www.smh.com.au/sport/horseracing/black-caviar-has-colt-by-sebring-20150923-gjtmjm.html