新ひだか町博物館企画展「名手と優駿たち〜人と馬の絆〜」が町地域交流センターピュアプラザ2階町民ギャラリーで始まった。9月25日まで。
同展では、JRA競馬博物館(東京都)で開催された平成27年度春季特別展で展示されたパネル72枚を展示。町博物館がJRA製作の資料を使った展示は今回が初めて。
内容は、日本競馬史で一時代を築いた保田隆芳、野平祐二、郷原洋行、柴田政人、岡部幸雄、福永洋一、河内洋の7騎手にスポットを当て、柴田騎手の騎乗で平成5年の日本ダービーを制したウイニングチケットなど、名手の騎乗で大レースに勝利した数々の名馬の功績が展示されている。
また、戦争中に20歳3カ月の最年少で日本ダービーを制したが、徴兵されてシベリア抑留中に病死した前田長吉さんの少年時代から平成18年に奇跡的に遺骨が見つかるまでの数々のエピソードを7枚のパネルで紹介。このほか、騎手養成課程の歴史や機関を解説するパネルも展示されている。
町博物館の斉藤大朋学芸員は「日高産の馬も多く展示されている。競馬ファンにはとっては懐かしい場面が多いので、あのころをもう一度実感していただければ」と来場をPRしている。
入場無料。時間は午前9時から午後9時まで。第2、第4月曜定休。
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