世代交代がスムーズに出来たのでしょうが、お疲れ様でした。
3日の園田競馬10R・第59回新春賞(ダート1870メートル=ハンデ戦・12頭立て)は、2番人気のエイシンニシパ(牡4歳、吉村智洋騎乗)が制覇。4日付で勇退する橋本忠男調教師(69)は、ラスト重賞で有終の美を飾った。
道中は好位で手応え良く進め、最後の直線へ。パワフルな脚で抜け出し、ゴール前ではタガノトリオンフの猛追を鼻差でしのいだ。
同馬は重賞3勝目。橋本忠男調教師は通算1374勝目で、重賞は52勝目。手綱を執った弟子の吉村智洋騎手(32)は重賞8勝目となった。
今後、エイシンニシパは息子の橋本忠明調教師(40)が管理する。4日には橋本忠男調教師の引退セレモニーが園田競馬場で行われる。
吉村智洋騎手(エイシンニシパ=1着)「(首差2着だった去年の)兵庫ダービーのように、また負けたと思いました。(涙を流しながら)現時点での僕の技術を全て出しました。出来はメチャメチャ良かったし、恩返しができました」
橋本忠男調教師(エイシンニシパ=1着)「負けたかと思った。こんなドラマチックなことは人生で一度あるかないか。トモ(吉村智洋騎手)のインタビューを見ていたら、もらい泣きしてきた」
下原理騎手(タガノトリオンフ=2着)「いいレースをしたんだけど…。少し窮屈なところがあった」
杉浦健太騎手(アサクサセーラ=3着)「前2頭の脚がすごかった。それでも、よく頑張っている」
木村健騎手(バズーカ=7着)「ペースが落ち着いて、よく辛抱していたが、最後はアップアップになった」
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