◆第131回目黒記念・G2(5月28日、芝2500メートル、東京競馬場)
日本ダービー当日の最終レースとして行われるG2、目黒記念(28日、東京・芝2500メートル)で、14年のダービー馬、ワンアンドオンリーが2年8か月ぶりの復活の勝利を狙う。
もどかしい競馬が続く6歳馬に、橋口調教師が大きな刺激を加えてきた。ブリンカーの着用だ。「先週着けてみたら、調教で一番時計。間違いなく効いていると思います」。17日の栗東・CWコースで6ハロン77秒6をたたき出した動きに、笑顔で手応えを示した。
3歳秋の神戸新聞杯を勝って以来、18戦未勝利。ただ3年前、世代の頂点を極めた能力に疑いはない。「前走(天皇賞・春11着)でも前半でリズムを崩して、やる気をなくした感じ。本当に気持ちの問題だと思います。ダービーと同じ日のこのレースで、少しでも思い出してくれれば」と橋口師。馬具効果と相まって、思い出の日に鮮やかに復活を果たすか。(尚)
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