昨日、仏国・サンクルー競馬場で、アスダドゥー賞(Prix As D'atout)という1600mの2歳の新馬戦が行われました。当初13頭立てのところMatfogがゲートを嫌がりすぎたので発走除外となり12頭で行われました。
　このレースにはディープインパクト産駒のスタディオブマン(Study Of Man)が出走しました。かつて2006年の凱旋門賞にて父のディープを破りレイルリンクで優勝したステファン・パスキエ騎手が騎乗しました。

　さて、レースですが道中はNear Goldが先手を獲ります。Ziyadが2番手で続き、ディープ産駒のスタディオブマンは3番手で人気3頭のポジションとなりました。最終コーナーではNear GoldとZiyadが並んできまして、スタディオブマンは変わらず3番手という状況。最後の直線ではZiyadが早々に離脱。Near Goldが内で粘るなかスタディオブマンが襲い掛かります。残り300mあたりでスタディオブマンが先頭に立ちます。Near Goldも抵抗しますが、スタディオブマンが最終的には2馬身差で1着。デビュー戦を白星で飾りました。粘ったNear Goldが2着でさらに5馬身差の3着にはMy kaloresとなりました。なお馬場状態はLourd(不良 沈降量4.6cm)で勝ち時計は1分47秒3でした。ちなみに勝ったスタディオブマンは来年のイギリスダービーに予備登録を行っております。また、同馬の全兄は現在、北米に在籍しているテイルオブライフ(Tale Of Life)がおります。

(勝ち馬プロフィール)
スタディオブマン(Study Of Man)(牡2)
父：ディープインパクト
母：セカンドハピネス(Second Happiness)
母父：ストームキャット(Storm Cat)
騎手：ステファン・パスキエ(Stephane Pasquier)
厩舎：パスカル・バリー(Pascal Bary)
生産・馬主：ニアルコスファミリー(Flaxman Stables Ireland Ltd)
通算成績：1戦1勝
全兄：テイルオブライフ(Tale Of Life)(セ5) 通算成績：16戦3勝(現役)

※ネタ元URLはレース結果画面です。

レース映像は以下のURLで御覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=gLMJqqv7oXY

スタディオブマンの血統について
以下のURLからプロフィールを見ることが出来るのですが、フランス語表示でELEVAGE、英語表記でBREEDINGというところをクリック頂ければ、血統構成も見ることが出来ます。
http://www.france-galop.com/en/horse/Q3Y2c2JyZ0IwdVhVYnhMRnk1UHVFZz09

ネタ元のURL

http://www.france-galop.com/en/racing/detail/2017/P/MWlGcFp6YVFvMGRuSURmdUhqeFp5Zz09