一昨年のアイリッシュダービー、今年のドバイシーマクラシックを制したジャックホブス(牡5)(Jack Hobbs)が現役を引退し、来年から種牡馬入りすることが分かりました。

　ジャックホブスはイネーブル(Enable)やクラックスマン(Cracksman)らを管理しているジョン・ゴスデン(John Gosden)厩舎に所属。デビューから2連勝し、2015年のG3ダンテステークス・イギリスダービーは同厩舎のゴールデンホーン(Golden Horn)の2着と好走。続くアイリッシュダービーでG1勝利を飾ります。その後G3を勝ち、イギリスチャンピオンSは3着となりこの年を終えます。

　昨年4月下旬のG2で始動しましたが競走中止。その後骨盤の疲労骨折が判明し休養。復帰戦はイギリスチャンピオンSでした。休養明けながらも3着と好走し次の年に備えました。

　今年はドバイシーマクラシックが始動戦。3番手追走から最後の直線半ばで追い出すと後続に2馬身1/4差をつけ快勝。G1 2勝目を飾りました。しかしその後プリンスオブウェールズS8着、キングジョージ9着と成績が振るわず、引退となりました。

　来年からはナショナルハントレース(National Hunt：障害レース)専用の種牡馬となり、イギリスのオーバーベリースタッド(Overbury Stud)で種牡馬生活を送るとのことで、種付け料は4000ポンドとのことです。

(引退馬プロフィール)
馬名：ジャックホブス(牡5)
父：ホーリング(Halling)
母：スウェインゴールド(Swain's Gold)
母父：スウェイン(Swain)
生産：イギリス・ミンスタースタッド(Minster Stud)
厩舎：ジョン・ゴスデン(John Gosden)
馬主：ゴドルフィン&パートナーズ(Godolphin & Partners)
通算成績：12戦5勝
主なG1勝鞍
アイリッシュダービー(2015年)
ドバイシーマクラシック(2017年)

ジャックホブスの全成績はこちら
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