10年、11年のジャパンカップダート連覇など、ジーワン4勝を挙げたトランセンドなどを輩出した種牡馬ワイルドラッシュが、
7月27日、蹄葉炎の症状悪化により、繋養先のアロースタッドで亡くなったようです。24歳。

1994年アメリカ生まれ。
1998年にカーターハンデ、メトロポリタンハンデとジーワンを連勝。その後引退しアメリカで種牡馬になったのち、2004年に来日しました。

種牡馬成績としては、前述のトランセンドのほかには、ドコフクカゼなども輩出。
地方では産駒のパーソナルラッシュがダービーグランプリを制覇。
アンペア、クラーベセクレタ、ジャルディーノなどが活躍。現役ではエイシンニシパが活躍しています。
とにかくダート色の強い種牡馬でした。

先日のレパードＳでグリムとの接戦を演じたヒラボクラターシュは、ワイルドラッシュを母父に持っています。
ディオスコリダー、ヒロブレイブなども同様で、母父としてもやはりダート色が強い馬でした。


ワイルドラッシュのご冥福をお祈りします。

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