2番人気のノームコア(牝3歳、父ハービンジャー、美浦・萩原清厩舎、クリストフ・ルメール騎手)が直線で抜け出し、重賞初制覇を果たした。勝ち時計はコースレコードに0秒2まで迫る1分58秒0で、16年にビッシュが記録した1分59秒7を1秒7更新するレースレコードだった。
3馬身差の2着に1番人気のマウレア(武豊騎手)。さらに半馬身差の3着は7番人気のランドネ(吉田隼人騎手)が逃げ粘った。3着まで秋華賞(10月14日、京都)の優先出走権を手にした。
ルメール騎手(ノームコア=1着)「今日は後ろのポジションを取りたかった。普段は2番手で走っているけど、向こう正面の風が強かったので、前の馬のカバーが欲しかった。4、5番手でリラックスできていたし、直線で抜け出すときはすごく良い反応。ゴールまで頑張ってくれた。アーモンドアイは強い馬だが、彼女も(秋華賞で)チャンスがありそう」
武豊騎手(マウレア=2着、入線後に下馬)「直線で突っ張って走っていたので、おやおやと思った。ゴール板を過ぎたら歩様が乱れた。何もなければいいが…」
吉田隼騎手(ランドネ=3着)「ワンペースな馬なので、いいペースで入れたが、途中から早めに来られたぶん、動かされてしまった。それでも最後までよく頑張っています」
木幡巧騎手(パイオニアバイオ=4着)「枠的にあの位置は仕方ない。うまい具合に直線で前が空いたが、理想的には長くいい脚を使う形。もったいなかった。でもこういうレースができたのはよかった」
大野騎手(ハーレムライン=5着)「見せ場は作れた。1回使えば良くなると思う。最後1ハロンで止まったのは、体重(前走比26キロ増)なのか距離なのか…」
- ネタ元のURL
- https://www.hochi.co.jp/horserace/20180908-OHT1T50133.html