11日にジョアン・モレイラ騎手(35)のJRA騎手免許1次試験不合格が発表されて以降、香港ではさまざまな臆測が飛び交っている。
12日のサウスチャイナモーニングポストは、モレイラの香港復帰を仮定したザカリー・パートン騎手(35)のコメントを掲載した。「景色が変わってしまう。僕には大きな影響はないと思うけど、地元の騎手たちは残念に感じるだろう。今シーズンは地元の騎手たちが明るい表情で、幸せそうに見えることが多い。もしモレイラが戻ってきたら、それが難しくなってしまう。いいことなのかどうかは分からない」。
昨シーズン、4季ぶりにリーディングジョッキーの座を奪い返したパートン騎手は今回の報道に先駆け、14日に自身のツイッターで「中国の人たちのうわさ話が本当なら、モレイラはジョン・サイズ厩舎の所属騎手になる」と投稿している。
13日の時点で香港の騎手リーディングはパートン(オーストラリア出身)が17勝でトップに立ち、ティータン(モーリシャス出身)が16勝で続く。3位には11勝でホー騎手、4位には6勝でウォン騎手が続いており、地元香港の騎手学校出身ジョッキーが活躍を見せている。(日刊スポーツ)
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