岩手県の達増知事は、岩手競馬で競走馬から相次いで禁止薬物が検出され、当面、すべてのレースが中止されることになった事態について、「競馬ファンや県民の信頼を裏切って申し訳ない」と陳謝しました。
そのうえで、岩手競馬が単年度で赤字を計上した場合、事業そのものが廃止となるルールを踏まえ、事業の存続に向けて、できるだけ早くレースを再開し、黒字経営を目指す考えを示しました。
岩手県競馬組合は、ことしの夏以降、3頭の競走馬から相次いで同じ禁止薬物が検出された事態を受け、今月6日、当面、すべてのレースを中止する方針を明らかにしました。
これについて、岩手県競馬組合のトップの「管理者」を務める達増知事は、8日の定例の記者会見で「競馬ファンや県民の信頼を裏切って申し訳ない」と陳謝しました。
また、岩手競馬が単年度で赤字を計上した場合、事業そのものが廃止となるルールについて、「管理者としては、定められたルール以外のことは考えられない」と述べました。
この発言は、仮に今年度、赤字経営となった場合、現時点では、事業の廃止もやむを得ないとの考えを示したものとみられます。
そのうえで達増知事は事業の存続に向けて、必要な再発防止策を講じたうえでできるだけ早くレースを再開し、黒字経営を目指す考えを示しました。(NHK盛岡)
(知事がトップなんですね 少しでも早くこの問題を解決し、公正な競馬を取り戻してほしいです)
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