ヨーロッパ・パターン競走委員会(EPC)より、2019年の欧州競馬で行われる平地重賞のなかで、施行条件が変更される重賞、また格付けが昇格、または降格される重賞が発表された。
施行条件の変更点では7月にドーヴィル競馬場で行われる3歳のマイルG1ジャンプラ賞が1400メートルへと距離短縮されることになる。
格付けが昇格した重賞では、10月のロンシャン競馬場で行われる牝馬限定戦の長距離G2ロワイヤリュー賞がG1へ格付け。これにより凱旋門賞ウィークに開催されるG1は8つに増えた。また8月のイボア開催時に施行されるシティオブヨークステークスなど3競走がG3からG2へと格上げされる。他には2歳戦のゼットランドステークスなど3競走がリステッド競走からG3へと格上げされた。
また降格された重賞のなかにはイタリア唯一のG1リディアテシオ賞が含まれており、今年度よりG2へと降格。これにより事実上イタリアからG1競走は消滅した。
なお、2020年に格付けが降格されると警告を食らった重賞も発表され、ドイツのG1ドイツダービーとオイロパ賞も降格圏内のレースに挙げられた。
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