馬なりながら、ノーブルマーズが坂路で弾むような動きを見せつけた。CWでしまい重点の調整だった前走時(日経新春杯4着)の最終追い(CW4ハロン53秒0−11秒8)は正直、物足りなさを覚えたが、今回は調教の質、走りともに文句なし。完調と言い切れるほどの状態だ。
タイムは4ハロン54秒0−12秒5。閉門直前の、馬場の荒れた時間帯を考えれば上等の数字といっていい。ゴール前の反応の良さは絶品で、鞍上が仕掛けていれば、さらに時計が詰まっていたのは間違いない。伸びを感じさせるフォームで、楽々と急勾配を駆け上がってくる姿はホレボレするほどだった。
まさに『言い訳の利かない』仕上がり。道中の折り合い、脚の使いどころが難しい馬ではあるが、好勝負を予感させる臨戦態勢だ
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