17日、アイルランドのナヴァン競馬場でG2アイリッシュボインハードルが行われ、昨年のグランドナショナル覇者タイガーロールが勝利。本番へ弾みをつけた。

レースは6頭立てで争われ、26倍の低評価に甘んじていたが最後の直線、同じ馬主が所有するクラッキングスマートを交わすとそこから後続を引き離す一人旅。1番人気に推されていたオフユーゴーに4馬身差をつけ快勝。4月7日に行われる本番へ弾みをつけた。

タイガーロールはアイルランドの名調教師ゴードン・エリオットが管理するオーソライズド産駒の9歳馬。昨年のグランドナショナルではプレザントカンパニーの強襲を振り切り優勝している。今シーズン初戦だった前走では4着に敗れたが、ここで巻き返しグランドナショナル以来の重賞制覇を決めた。

なお、今年のグランドナショナルには40頭が出走予定。すでに斤量も発表されており、今年のトップハンデは2017、18年とベットフェアチェイス(G1)を連覇しているブリストルデマイの74.5キロ。タイガーロールは70.5キロのハンデを背負う。

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