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英長距離王者ビッグオレンジが引退

  • 2019年02月20日(水) 21時21分
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2017年のアスコットゴールドカップでオーダーオブセントジョージを封じ込め長距離王者に輝いたビッグオレンジが怪我のため引退することが分かった。

ビッグオレンジは父がデュークオブマーマレード母ミスブラウントゥーユー、母父ファスリエフという血統の持ち主。2013年にマイケル・ベル厩舎からデビューし、12ハロン以上の路線で活躍を見せ、2015年にはプリンセスオブウェールズステークス、当時はG2格付けだったグッドウッドカップと重賞を連勝。以降豪のメルボルンカップ5着、2016年初戦のドバイゴールドカップでは仏の長距離王ヴァジラバドの2着と長距離重賞戦線の常連の仲間入り、その後再びプリンセスオブウェールズステークスとグッドウッドカップをそれぞれ連覇。その後は不振に陥るものの2017年に入ると復調しドバイゴールドカップで4着に入着し5月のヘンリー2世ステークスを制覇。そしてジェームズ・ドイルを鞍上に迎えた本番のアスコットゴールドカップで2番人気に支持されると、最後の直線1番人気に推されていたオーダーオブセントジョージの追撃を振り切り悲願のG1初制覇を成し遂げた。

その後はG1に格上げされたグッドウッドカップで2着に敗れる。そこから11、12着と着外に終わり、昨年のドバイゴールドカップの後に怪我が発覚しシーズン全休。陣営が協議を重ねた結果、現役引退が発表されることとなった。
ネタ元のURL
https://www.racingpost.com/news/latest/ascot-gold-cup-winner-big-orange-retired-due-to-injury/367337

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