17日、2014年の全欧年度代表馬キングマンの母として知られているゼンダが、イギリスのジャドモンドファームで亡くなったことが分かった。20歳だった。

ゼンダは父ザミンダー、母ホープ。母の父はダンシングブレーヴ。弟に現役時にジュライCなどG1レース3勝を挙げ、種牡馬としてミッデイなどを輩出するなど活躍するオアシスドリームがいる血統。現役時代はフランスの1000ギニーを勝利するなど活躍、繁殖牝馬としては前述の名馬キングマンを輩出。他にもG3ターセンテナリーSを勝利し現在は南アフリカで種牡馬生活を送るリモート、現役では今年のダンテフェスティバル開催初日の第1レースを勝ち3勝目を挙げ、以前タレコミニュースでも紹介したファーストイレブンらが活躍を続けている。

ゼンダの血を受け継ぐ娘は現在3頭おり、それぞれパンツァネッラ(父ダンシリ)、マルチリンガル(父ダンシリ)、プレゼントテンス(父ベイデットブレス)がゼンダの牝系を後世にまで繋いでいく。また父にフランケルをもつ牡馬デルフィアンが現3歳世代に、ドバウィを父にもつサンレイメジャーが2歳世代にいる。

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