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和田竜二騎手、前代未聞の開催 心境つづる

  • 2019年06月17日(月) 06時42分
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 JRAの和田竜二騎手(41)=栗東・フリー=が16日深夜、自身のツイッターを更新。禁止薬物が含まれた馬用のサプリメントを摂取した可能性があるとして、15、16日の東京、阪神、函館競馬で前代未聞の156頭が大量競走除外となり、ファンの混乱を招いたことについて、心境をつづった。

 「この混乱の中、たくさんの方々に中央競馬にお越しいただき、感謝申し上げます。変わらない応援、励ましのお言葉をいただき競馬ファンの皆様に支えられている幸せを感じました。馬主様、競馬関係者の皆様の無念や、ファンの皆様にご満足いただけたか、複雑な心境の中、自分に出来ることは…」

 「自分に出来る公正確保の為の努力や準備、馬の全能力を引き出す日々の勉強、そして競馬ファンの皆様、馬主様を中心としてより良い競馬サークルを作りあげていく事が大事かと思います。変わらず皆様の支えを受けられるよう真摯に競馬に向き合っていきたいと思います」と今後に向けての決意を記した。

 この投稿に「和田さんが謝ることじゃないですよ」「あってはいけない事だけど応援します」「来週からはいつも通りに楽しめる事を願ってます」とのメッセージの一方で「この前代未聞の事態をJRAはきちんと納得のゆく説明をするべきだと思います」との声も寄せられている。

 当該の飼料添加物「グリーンカル」は、昨年12月〜今年5月の販売分までが禁止薬物の陰性を確認する検査を経ないまま28厩舎に流通していた。JRAは15日、各競馬場で緊急会見を開くなど対応に追われた。

 ただ、禁止薬物の判明が競馬開催前日の金曜夕方だったため、全156頭に薬物検査を行う時間の猶予はなかった。そのため、疑いのある全頭が競走除外になることは前日から分かっていたはずだが、除外になる馬も夜間にインターネットで馬券発売が続けられた。ファンにホームページで発表したのは土曜の午前6時半だった。公正確保と言いつつ、ファンに対してはあまりに不誠実な対応だった。
ネタ元のURL
https://hochi.news/articles/20190616-OHT1T50291.html

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