日本ダービー、無事終わりましたね。まず、全馬完走し、何よりでした。そして、落鉄!これもなかったようで何よりです。
昨年はサトノダイヤモンドが落鉄というアクシデントに見舞われましたもんね…。蹄鉄が外れてしまうとちょっとしたバランスが崩れてしまうだけに、今回は絶対そうあって欲しくない。それだけに栗東からの馬運車から降りてきたアルアインが蹄鉄に関する作業をしていたのを見たときドキッとしました…。「ちょっと釘が浮いていた」と担当の音瀬助手が話していましたが、早いタイミングでそういった事象を解決できて本当によかったです。
輸送はダービー週も通常より1時間から1時間半ほど遅いタイミングでの到着。いずれも三重県あたりでの事故で、走行中も完全に停止するほどの渋滞だったそうです。オークス週もダービー週ほどではなかったけれど30分ほど遅れたんですよね。それにより極端に消耗した馬もいないようなのでよかったのが救いでしたが、不可抗力とはいえこういったことは起きて欲しくないです、ホントに。
日本ダービーは勝ち時計も遅く、賛否両論ですが。あそこで抜け出したルメール騎手の精神力は並大抵のものではないですし、それを称えることに尽きるレースだったのではないでしょうか。
さて。出走を終えた馬たちも無事栗東に戻ってきたので池江軍団の様子を見てきましたが、皆さん無事でよかったです。サトノアーサーは明日2日、放牧に出て秋に備えます。まだまだまだ完成には至らない宝石の原石のような馬だと感じています。この秋、どれだけ磨かれていくのか、ホント楽しみです。
というわけで、今週は鳴尾記念のデニムアンドルビーに注目。「地力は十分。態勢は整った」と岸本助手。前走の道悪は度外視していいでしょう。阪神は合うし、こういう暑い時期が得意なんですよね〜。久々の勝利、見たいです!