キタサンブラックの逆転候補なら、この伏兵2頭をチェック!/宝塚記念
東出ヒロ ふぁぁ……あー眠い。
netkeiba編集部(以下:編) お疲れ様です、東出さん。なんだか目の下にクマまで作ってダルそうですが、どうしたんですか? 先週のお休みでゆっくり充電していただけたかと思っていましたが……。
東出 いやー、慢性的な寝不足状態なんだよね。いま流行の「睡眠負債」ってやつ? 溜まっちゃってるんだよねー、負債。深夜番組を見過ぎたり、徹夜で麻雀したり、寝転がりながらスマホでニュース見過ぎたり……あと、最近、夜が暑くて寝づらいし。
名波アカリ まったく、聞けば聞くほど情けない理由だなっ。わたくしなど、先週は柔道、合気道、書道と、予想に向けて心身を整えていたというのに。
編 さすが名波さん、予想に向けて……という点がアレといえばあれですが、ともあれ道を極めている感じで格好良いです。
東出 ( ̄q ̄)zzz
名波 き、きさまっ! まさか寝ているのか??
編 おっと、東出さん、起きてくださいな。
東出 <(_ _)>
編 さすがに答弁の最中は寝ないでくださいよ。
東出 (^O^)/
編 まさか、絵文字で体力を温存しているのですか……。
東出 谷
編 ?? ……ああ、漢字で表情を表したわけですね。
名波 しっかりしろっ! まったく、この男に休みは逆効果だな。
編 ということで、今週のテーマは夏のグランプリ・宝塚記念! はたしてキタサンブラックを脅かす馬はいるのか? おふたりとも、気合いを入れて、よろしくお願いいたします!
◆歯車がかみ合えば、逆転の可能性も!
名波 キタサンブラックが断然の中心馬となる、今年の宝塚記念。とはいえ過去の歴史をひもとくと、昨年のドゥラメンテや一昨年のゴールドシップなど、現役最強馬クラスが思わぬ敗戦を喫するのもこのレースの特徴。そこでわたくしの推し馬は、予想オッズ6番人気のゴールドアクターです。
前走の天皇賞(春)は7着敗戦、2走前の日経賞は5着。内容はイマイチでしたが、天皇賞は条件が不向き、日経賞は休み明けと、どちらも力負けというわけでもありません。条件や状態が噛み合えば、巻き返しの余地は十分に残されていると存じます。
この馬の勝ちパターンは、スローペースを先行して、直線で長く良い脚を使うこと。東京コースでも実績はありますが、直線の短い中山や阪神内回りの方が、位置取りの利を生かすことができます。逃げ馬は「行く馬がいなければ行ける」キタサンブラックくらいしかおらず、恐らく展開はスロー。2200mの舞台はオールカマーで好タイム勝ちの実績があり、キタサンブラックをマークして直線の末脚比べに持ち込めば、まさしく「この馬の展開」。2年越しの春秋グランプリ制覇も夢ではないと存じます。
編 おお、打倒キタサンブラックというわけですね! では、気になる消し馬のほうはいかがでしょうか?