netkeiba編集部(以下:編) ええっと、JRAの関東が戸崎、内田、田辺……地方が中野省吾で、海外はモレイラ、クラストゥス……。
名波アカリ なーんだ、編集、仕事しているのか? 珍しいな。
東出ヒロ ホントだっ! ああ、ワールドオールスタージョッキーズの出場騎手かぁ。オレの注目はなんといっても地方の中野省吾だねっ。「スーパージョッキーズトライアル」を史上最年少で優勝した船橋の若手! ジョッキー界に、新たな風が吹く予感がするよ!
名波 うむ、わたくしも彼には注目している。騎乗技術もしっかりとしているし……爽やかだしな。
編 おっと、最後にポロっと言っちゃっていますが、もしかすると名波さんは中野騎手のような男性がタイプ?
名波 な、なにをふしだらなっ! それにわたくしは、どちらかといえば内田博幸騎手のような……。
東出 ああ、ダンディーな年上タイプね。わかるー! アカリちゃん、ファザコンっぽいもんね!
編 それにしても、名波さん、外見だけで選んでいるような……。
東出 そりゃあ、アカリちゃんだってオンナノコだからねっ!
名波 や、やかましいっ! わたくしはメンクイじゃないし、それに……ファザコンなんかじゃないもんっ。
編 顔を真っ赤にして否定している名波さんは置いておいて、ワールドオールスタージョッキーズは8月26日、27日に札幌競馬場で行われます。ということで、先週の札幌記念はタマモベストプレイ7着(名波)、マイネルミラノ13着(東出)とふるいませんでした。今週はキーンランドCがテーマとなりますので、よろしくお願いしますね!
◆実績馬の「気力、体力の復調」がポイント
名波 本当にそんな人気がないのでしょうか……? と思ってしまいますが、予想オッズ8番人気のネロを推します。それはもちろん、鞍上が中野省吾騎手だから……というだけではございません。今回のメンバーは“実績馬が近走の不振から脱却なるか”が焦点となりそうな顔ぶれ。復活が成るかどうかは様々な要素から予想がなされますが、内田博幸騎手曰く「馬は生き物です」。“走るだけの体調と気力が馬に戻っているか”という最も読みづらい要素が、最も重要になってきます。
となれば、実力がありながらより人気薄になりそうなネロを狙うのが妙味。今年に入ってからの2走はパッとしませんが、3走前、4馬身差圧勝だった京阪杯の強さは言うに及ばず。スプリンターズSも6着とはいえ、勝ったレッドファルクスから0秒1差。セントウルSではビッグアーサーから0秒2差と、昨秋のスプリント戦線では最上級と言える実績を残してきました。叩き2走目、鞍上に心強いパートナーを迎えて、狙うべきは今回でしょう。
編 やはり名波さん、中野省吾騎手のファンなのでは……!? さりげなく推しているし。そしてなにげに内田博騎手のコメントも引用しているし……。もしかしてイケメン騎手推し? と、ともあれ、消し馬のほうはいかがでしょうか?