勝負師キャプテンが競馬の格言を伝授!
競馬記者、元ジョッキー、アナウンサー、タレント、お笑い芸人など各界の競馬好きによって構成される「地方競馬アンバサダー」が思い思いのスタイルで楽しむ、地方競馬の魅力を隔週で発信!
皆さん、こんにちは。めでたい事に地方競馬アンバサダーに就任させてもらいました。ありがとうございます、ありがとうございます!
そんなアンバサダーの私から、今一番知っておいてほしい!馬券で勝つ為に必要不可欠な、競馬における格言を皆さんにお送りしたいと思います。最近馬券の調子が良いんですよ、本当に(笑)。
競馬には様々な格言があります。例えば「夏は牝馬」、「2頭出しは人気薄」、「長距離は騎手で買え」、「3強対決は堅いが2強対決は荒れる」など、まだまだありますが、今日はあまり知られていない格言を皆さんにお送りします。
それは「まぐれ逃げはあってもまぐれ差しはない」です。つい最近聞いたんですが、誰が言ったのかは忘れてしまいました(笑)。しかし、この格言は本当に素晴らしい。これを実践するだけで、本当にめちゃくちゃおいしい馬単を一点で獲れたりします。
まあ、まぐれという言い方はよくないかもしれませんが、要は能力で劣っている馬が自分より能力で優る馬を後ろから差すというのは、至難の技なんですね。しかし、逃げ馬ならば!場合によっては勝つ事が出来る。競馬は前にいる方が圧倒的に有利だからだ。
1倍台の1番人気の馬が負ける時、そのほとんどが前を捕まえられなかった時ですよね。体感では9割そのパターンです。皆さんも何回そんな場面を見たかわからないでしょう?(笑)
今年で言えば、川崎記念でカジノフォンテンが逃げて、1倍台の1番人気だったオメガパフュームを負かしましたよね。私は馬券を獲らせてもらいましたが、カジノフォンテンが差し馬だったら単勝は買っていなかったと思う。
交流重賞で強い中央馬を相手に勝っている地方馬も、やはり、サルサディオーネとか、ノブワイルドとか、逃げ馬なんですよね。ミューチャリーとか、モジアナフレイバーなんかも強いんですけど、交流重賞では勝ちきれない。
予想の仕方は人それぞれでしょうが、私は特に1倍台の1番人気がいる時、「この馬を負かすとしたらどれだろう?」から入ります。そして、「負かすとしたら逃げ馬だ!」という馬券をずっと買ってきたので、この格言は本当にしっくり来るのだ。
ただ、地方競馬の場合はそもそもその逃げ馬が1倍台で、そしてそのまま勝つという事が頻出するので困ったりもするのだが(笑)。でも、地方競馬でも差し追い込み馬が1番人気になっているレースは沢山あるので、そういう時が大チャンスだ!逃げ馬の単勝と、その1番人気を2着にした馬単を買うんだ!
え〜、というわけで、最後にもう一つ私が経験を基に作った格言を皆さんに置いていきます。
「その日の勝ち負けが、結局最終レースが当たるかどうかで決まる奴はトータルで勝てない」
勝っているうちにヤメましょう(笑)。では、引き続きよろしくお願いします〜!!
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