マイルCSを制したナミュール(c)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、春のマイル王不在となったマイルチャンピオンシップです。混戦模様の一戦を、はたして、どのようなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“厩舎&騎手の必勝パターンで勝負”する征木由基人氏です。
本命に指名したのは、7番人気3着のジャスティンカフェでした。「とにかく爆発力があり騎手の腕前が結果を大きく左右している」という分析で、坂井瑠星騎手への乗り替わりを高く評価したのです。テン乗りながら、「今までベストパートナーが見つかっていない」「若く博打が打てる騎手が合う」と強い期待を寄せました。
そして馬券は、3連単1764.9倍をマルチで的中。17万円超の払戻金を獲得しました。
予想結果は
こちら。
もうひとりは、“名古屋の的中モンスター”米田幸憲氏です。
まずは、「春にGIを連勝したソングラインが筆頭もその力差は紙一重の状況」「今回はそのソングラインが出走していないため、更に混戦模様に拍車がかかっている」と俯瞰します。そこで重要視したのが「絶対的な能力差が小さいだけにここに向けてどれだけ上積みが見込めるステップを踏んでいるかという点」でした。
そういった観点から、本命には「少し間隔をとったローテーションのほうが好走確率が上がるだけに59kgの斤量だった京王杯AHをステップレースとして選択したことも吉と出そう」とソウルラッシュを推します。また、「今年は若干、降雨の影響がありそうな馬場である程度、上がりを要しそうな点は好材料であり、本来の好位からの立ち回りには絶好となる最内枠も手にしている」と強調したのです。
さらに相手本線として、「スムーズならば互角の力があることを前走で証明した」5番人気勝利のナミュールや、「人気急落様相」のジャスティンカフェの名を挙げると、馬券は○→◎→▲で的中。3連複309.3倍を900円購入し、278,370円のビッグなリターンに成功しました。
予想結果は
こちら。