競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに中京2歳ステークス出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
キャンディード栗東・松下武士 牡2

▲8月20日撮影(c)netkeiba
デビュー時はCW主体の調整過程だったが、この中間は坂路で速いラップを連発しトモ腰が多少なりとも強化したものと判断できる。とはいえまだ胸囲が狭く脚の長い姿形で、全体的に筋肉が付ききっていない印象。あばらをうっすらと見せて仕上がり自体は上々だが、肩の角度や骨格からすればいずれは中距離ぐらいでもやれるイメージ。前走からの成長度がカギ。
タマモイカロス栗東・藤岡健一 牡2

▲8月20日撮影(c)netkeiba
大型馬らしい上昇曲線を描き、3戦目での勝ち上がり。体重は初戦から10キロ減だったが、中1と中2週と使った事で緩みはなくなってきた。相変わらず筋肉隆々で太目のクビ差しとそれに見合う肩と前腕の筋肉量は立派。トモも厚みと丸みがあり、スピードと先行力を兼備したパワー型だ。前走後も意欲的な攻め過程でさらに上昇ムード。前走以上のパフォーマンスを期待。
スターアニス栗東・高野友和 牝2

▲8月20日撮影(c)netkeiba
前走は発馬ひと息でも促すと二の脚が速く、