競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに新潟記念出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
クイーンズウォーク栗東・中内田充正 牝4

▲8月21日撮影(c)netkeiba
マイル仕様にムキムキに作っていたヴィクトリアマイルよりも体のラインがシャープで、臀部の盛り上がりが物足りない感じ。それでも穏やかな表情と、透き通るような肌質から健康状態は良好。夏場らしくソフトな調整過程だが、緩い面を残さずに馬体を作っている。肩さばきが窮屈なこともあるので、柔軟さが伝わる立ち姿なのは何より。
ディープモンスター栗東・池江泰寿 牡7

▲8月20日撮影(c)netkeiba
攻めた1週前調教で素晴らしい末脚を披露。その追い切り前日の撮影姿だが、体を膨らませて筋肉量豊富なフォルム。見せ方のいいタイプとはいえ、バランスの取れた姿で輝きのある肌質は申し分ない。5月から月1走のローテーションで、1戦ごとに状態が良くなっているイメージ。ある程度時計を要する馬場で長く脚を使える傾向から、最終週の新潟外回りは合う。
シェイクユアハート栗東・宮徹 牡5

▲8月20日撮影(c)netkeiba
小倉遠征時は体を大きく減らす傾向で