競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにアイルランドトロフィー出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
カナテープ美浦・堀宣行 牝6

▲10月1日撮影(c)netkeiba
今年初戦の初音S、府中牝馬Sで12キロずつ増加。全く太った感じはなく、トモ周りのボリュームを増して馬体が良くなった。立ち姿の姿勢が整い、胸前、トモもパンパンに膨らんで前走よりもさらに体を良く見せている。関屋記念を強烈な末脚でレコード勝利。馬も自信を付けたのか、表情も冴えて申し分ない態勢と映る。
ホウオウラスカーズ美浦・高木登 牝7

▲10月2日撮影(c)netkeiba
JRA現役のディープインパクト産駒牝馬は当馬と国枝厩舎のロムネヤだけ。早い時期から大きなケガなく走り、7歳秋にして京成杯AHで重賞初勝利。気難しさもあってつかみ所のないタイプだが、回転力のあるフォームで一瞬の脚の速さが長所。コンパクトな馬体で臀部もへこみ見た目自体は地味。体を丸く見せ、柔軟に動けているかにパドックでは注目。
ボンドガール美浦・手塚貴久 牝4

▲10月2日撮影(c)netkeiba
本来は実が詰まりスピードの塊というような体つきで筋肉の質を良く見せるタイプなのだが、