競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにスワンステークス出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ウインマーベル美浦・深山雅史 牡6

▲10月1日撮影(c)netkeiba
3年前のスプリンターズS2着の実績はあるが、ベストは重賞3勝を含む[4-1-0-3]の芝千四。海外帰りであばらをくっきりと見せていた安田記念に比べると、今回は昨年のマイルCS同様、あばらは見せずとも皮膚が薄く引き締まっている。前後のバランスや後肢のトモの入りも良く表情や目の輝きを考慮すれば、安田記念時よりは状態が上がっていると判断できる。
ロジリオン美浦・古賀慎明 牡4

▲10月1日撮影(c)netkeiba
ここまで15戦して3勝だが、掲示板を外したのは2走前のダービー卿CTのみ。今回はデビュー以来最長期間の休養を挟んだ一戦だが、本数を乗り込みあばらを見せて上々の質感を示している。顔つきもキリッとしており、気のいいタイプで仕上げに抜かりはない。後肢を流しているポージングや、破折して短くて寝ているつなぎや走法から適度に上がりは掛かってほしい。
レッドモンレーヴ美浦・蛯名正義 牡6

▲10月2日撮影(c)netkeiba
約2年強、勝利から見放されているが、