競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにアルゼンチン共和国杯出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
シュトルーヴェ美浦・堀宣行 セ6

▲10月29日撮影(c)netkeiba
去勢して3勝クラスを勝ち上がり、GII連勝を決めたのが昨年の春。体をシャープに見せるようになって体形が変化したが、我の強さは引き続き見せる傾向。ケイコは地味、トモの張りや厚みが物足りなく見せても元々がこのようなタイプ。姿勢良く四肢をそろえて立てていて、この馬なりのいい状態にはありそう。
スティンガーグラス美浦・木村哲也 牡4

▲10月29日撮影(c)netkeiba
GI阪神JFを含め重賞6勝のダノンファンタジーを姉に持つキズナ産駒。重厚で丸っこい馬体からステイヤーのイメージは沸かないが、タフな競馬となった札幌芝2600m戦を外から力でねじ伏せてオープン初勝利。目黒記念惨敗からの巻き返しを決めた。バネを感じさせる背中から後肢のライン。皮膚が薄くはち切れそうな胸前のボリュームで、いつも通りのいい見た目。
ニシノレヴナント美浦・上原博之 セ5

▲10月29日撮影(c)netkeiba
スタート後に挟まれる不利、