マイルCSの注目馬たち
先週のエリザベス女王杯は、レガレイラの見事なる勝利でしたね。
当日、関西テレビでパドックを担当していたのですが、「今まで見てきたレガレイラの中で身体も精神面も1番良い」と解説したのですが、心身共に成長を感じるものでした。
あの落ち着きがゲートの出にも繋がっているようにも感じましたし、戸崎騎手も見事なエスコート振り。素晴らしく思えました。
また素晴らしいといえば、負けはしましたが3歳馬のリンクスティップも勝負に出た中での4着。本命でしたので馬券的には残念でしたが、体的な成長も見受けられましたし、この馬の持つ最大限をだしきった内容にも感じ、清々しさと共に、いずれ重賞を勝てる馬だと再認識するものでした。
そういった意味で言えば、同じく3歳馬のパラディレーヌもそうですし、あの日の馬場状況を考えると、岩田望騎手の巧みさも感じました。結果、注目した5頭での決着でしたし追い切り推奨馬6頭が1〜6着。
これは偶然かもしれませんが、でも最終的に馬券は買い方によるものが大きく、その点は反省でした。
さて話は変わり、日曜日の夜は久々に安藤勝己さんと食事に。騎手時代からそうですが、物事に対して一喜一憂しないサバサバ感は本当にステキ。以前、武豊騎手が、「日本ダービー騎乗直後でも、普通にコーヒーを飲んでいつも通りの雰囲気でいる姿に驚きと偉大さを感じた」と話されていましたが、切り替えのはやさと共に、達観された感じが本当に凄い。そのあたりが、タイプは違うのですが井崎先生とも似ていて、貴重な時間でした。
さて今週はマイルCSとなります。
中心は、3頭だと思います。昨年の覇者ソウルラッシュ、牝馬のアスコリピチェーノ、そしてジャンタルマンタル。
中でも現時点での注目はジャンタルマンタル。マイルでの強さに加え、4歳秋を迎え馬体の成長を感じます。崩れるイメージは少なく馬券の軸と見ています。
相手に入れたいのは、チェルヴィニアやガイアフォース、そしてレーベンスティールもマイルはあいそうで気になりますし、追い切りの動きからラヴァンダにも魅了されるところも…。
枠を見て、印や買い目はもう少し考えます。
それでは皆さん、ステキな週末を。
ホソジュンでしたぁ。