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【朝日杯FS予想】雨でトラックバイアスが一変する朝日杯FS

  • 2025年12月16日(火) 18時00分
馬場虎太郎

▲昨年はアドマイヤズームが優勝(c)netkeiba


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 先週日曜の阪神は当日未明から朝方にかけて降雨があった。芝は「稍重」発表でスタートしたものの、大きな影響はなく軽めの馬場コンディション。

 メインレースの阪神JFの勝ち時計は2023年のレースレコードと同じ1分32秒6。

 ここ数年の阪神はイレギュラーなスケジュールの開催が多かったため、過去5年で今年と同様に開催4日目のAコース使用で阪神阪神JFが行われたのは2023年しかないが、当時とは近い馬場コンディションになっている。

 朝日杯FSも過去5年で今年と同様に開催6日目のAコース使用で行われるのは2023年以来。

 その2023年はトラックバイアス「 ・差し有利」と判定。掲示板にのった5頭のうち3頭が二桁位置取りだったように、後方待機馬が恵まれた。

 しかし、今週末も不安定な天気予報。特に日曜の開催中に降雨の可能性も高いため、馬場状態が悪化する可能性もある。

 先週の当コースはもちろん、過去10年の朝日杯FSも「良」以外の馬場発表で行われていない。雨量が多かった場合、過去の傾向は参考にならない。

 2020年以降、阪神芝外回り1600mの2歳戦(新馬戦除く)でJRA発表の馬場状態が「良」ではなかったケースは僅か5レース。3着内に好走した15頭のうち10頭が最初のコーナーを5番手以内で通過していた。

 雨が降ると差し馬の末脚が発揮できない。前半にポジションを取っていることの重要性が増す。先行馬を狙いたい。

馬場虎太郎

▲今週の推奨馬リアライズシリウス(撮影:下野雄規)


 リアライズシリウスはデビューからの2戦ともに先行して連勝中。

 馬場コンディションは新馬戦が「稍重い」。前走の新潟2歳Sが「稍軽い」。

 どちらでも対応できているが、他の有力馬が軽めの馬場コンディションで速い上がりタイムを出して好走している馬ばかりなので、想定される馬場状況からも相対的に有利。

 殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の朝日杯FSの予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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