今週末はチャンピオンズC!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見るキズナ、キングマンボ系に注目
日本のダート競馬は、路盤やその他のルールも米国とは異なるため、米国での良血馬(種牡馬リーディング上位の産駒)がそのまま走りやすいほど関連性は深くありません。
とはいえ、日本のダートでも米国からの輸入血統が主流血統にはなります。今年のJRAダートリーディング種牡馬を見ても1位ドレフォン、2位シニスターミニスター、4位ヘニーヒューズはいずれも米国からの輸入馬。「血統ビーム」オリジナルの「国別血統タイプ」も米国型。ダート競馬の勝ち馬の70%は父か母父が「米国型」です(全出走馬の国別血統タイプはスマート出馬表で公開中)。
ところが、JRAのダートGI、チャンピオンズCは米国要素の薄い血統馬の方が走りやすくなってしまいます。ダート競馬の最上級レースが反主流レースになってしまうことが、ダートレースからダートの名種牡馬を発掘しにくくなる事態を招き、ジャパンCとは対照的に人気馬が続々と負けてしまう事態を招いています。
過去10年のチャンピオンズCは単勝10倍以内の単勝回収率が66%。複勝回収率は72%。水準値を大きく下回る成績。そうなってしまう理由は「父か母父米国型」血統の人気馬が凡走しやすいから。
過去10年のチャンピオンズCで単勝10倍以内の「父か母父米国型」の馬は勝率11%。単勝回収率が46%。複勝率32%。複勝回収率は69%。その一方で「父も母父も米国型ではない」で単勝10倍以内の馬は勝率23%。単勝回収率が109%。複勝率は46%。複勝回収率は78%。
米国要素の薄い血統馬の方が、好走率、期待値ともに上昇してしまうのです。チャンピオンズCの舞台は、米国要素を薄められた「父も母父も米国型ではない」血統馬の方がマッチしやすい舞台なのです。
「父も母父も米国型ではない」血統馬のなかでも注目は父キングマンボ系の馬。過去4年の当レース勝ち馬のうち3頭は父がキングマンボ系。
キングマンボ系同様に注目がキズナの産駒。今年のJRAのダートリーディングで3位がキズナ産駒。JRAのダート競馬で「米国型」以外の種牡馬で産駒勝利数が最も多いのは、日本の独特の砂競馬適性の高い馬が多く出るため。
今年の出走予定馬で「父も母父も非米国型」の馬で父がキングマンボ系の馬はペプチドナイル、ドゥラエレーデ、スレイマン、グロリアムンディ。キズナ産駒はハギノアレグリアス、サンライズジパング。
著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のチャンピオンズC予想はレース当日までにウマい馬券で公開!