中京ダ1800mで行われる秋のダート王決定戦に、昨年の覇者レモンポップが連覇を懸けて参戦します。人気に逆らわず信頼すべきか? それとも逆張りで穴を狙うべきか? 妙味の観点から分析していきます。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)
管理する田中博康厩舎も絶好調!!
編集K3(以下、K3) 今週はチャンピオンズカップですが、レモンポップにとってはこれがラストランになります。
卍 海外では負けてしまいましたけど、国内だけで見ると重賞6連勝ですから衰えを感じませんね。
K3 もし武蔵野Sのハナ差を勝っていたら国内11連勝でした。
卍 すごいですね。ただ、陣営も認めているようにレモンポップにとっては1800mは長いわけで、そこをどう評価するかがカギになります。
K3 他のメンバーもなかなか手強いですからね。昨年の雪辱を期すウィルソンテソーロ、強い3歳世代からの刺客サンライズジパング、春秋統一を狙うペプチドナイルあたりがどういう競馬をするかにも注目です。
卍 ここにヤマニンウルスとラムジェットがいたら超ハイレベルでしたね。
K3 それにしても、レモンポップの田中博康厩舎は勢いがあります。レモンポップ、レーベンスティール、ミッキーファイトが大活躍で、ローシャムパークなんてBCターフを勝ちかけましたからね。
卍 今年は現時点でリーディング6位につけていますね。
K3 田中博康調教師はジョッキー時代にインタビューさせていただいたことがあるんですけど、本当に色々なことを考えていて頭が良い方という印象でした。なので、この結果は「やっぱり」という感じです。
卍 妙味度で見ると田中博康厩舎はこんな感じです(※画像は電子書籍『中央競馬 妙味度名鑑 2024』の田中博康厩舎のページです。100が平均値)。