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【チャンピオンズC予想】日本のダート路線強化と現3歳世代の強さ

  • 2024年11月28日(木) 12時00分

血統と海外レース成績が物語る時代の変化


 近年、日本のダート路線は世界でも通用するようになった...。

 マルシュロレーヌのBCディスタフの制覇、ウシュバテソーロのドバイWC制覇、デルマソトガケのBCクラシック2着、そしてケンタッキーダービー3着のフォーエバーヤング。

 確かに明らかに門戸を開いた訳だが、実際のところ、芝ファーストだった時代にあったことでチャレンジすることが足りていなかっただけだったのではないかと思うことがある。またアメリカ勢の中東への意識の低さというのも大いに影響しているだろう。

 チャンピオンズCに目を当てると、時計・ラップ的にここ2年のレベルには疑問が大きく残る内容となっている。

メシ馬


 ここ2年のチャンピオンズCと言えば、これまで起こり得なかったことがいくつも起こった事が印象的で、その根本的な要因は全体のレベルの低さにあったのではないかと見ている。

 2022年は、つい1年前まで芝を走っていてシリウスSを勝ったばかりのジュンライトボルトがチャンピオンズC制覇。2・3着には3歳馬のクラウンプライド・ハピ。改めてみると5着のシャマル、7着のスマッシングハーツなどその後の活躍は明らかに物足りないものとなっている。

 3歳でチャンピオンズC好走なんて偉業はクリソベリルやルヴァンスレーヴ級のはずが、クラウンプライド・ハピがそうなれていないのは、全体のレベル感の問題だろう。

 昨年も3歳馬ドゥラエレーデが前残りして3着。

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1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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