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ラブリーデイ川田「うまいこと僕が乗りさえすれば」/有馬記念共同会見

  • 2015年12月23日(水) 20時20分
ラブリーデイに騎乗予定の川田将雅騎手
――今朝の追い切りはいかがでしたか?
川田 私は同じ厩舎の違う馬に乗っており、すれ違った時に見て確認しました。順調ですね。

――ここまでの調整過程についていかがでしょうか?
川田 順調にここまで来れているというのが何よりですし、レースでは自分の持っているものを精一杯出してくれる馬です。特に心配はしていません。

――前走のジャパンカップを振り返ってください
川田 ゲートからスムーズに1コーナーに入ることができました。ごちゃつかず、絡まれることなくやり過ごすことができました。その後も2400ということを思えば、終始リズムよく、少し力みながらもよく我慢してくれたと思います。4コーナーで少し外が早く来たことで動かされる形になりました。直線は良く頑張ってくれましたが、結果として少し負けてしまい3着という結果になりました。人気を背負っての3着、申し訳なく思っています。

――負けて強しの内容。どんどん力をつけている印象ですが?
川田 僕は今年乗せていただいたのは宝塚からです。その時に、ほんとに成長したんだな、と思いました。どうしても東京の2400という舞台設定は得意ではないので、その得意ではない部分が最後影響したのではないか、と思います。でも、本当に力をつけたな、と思います。

――今回の舞台は中山2500という舞台設定ですが、その辺りは?
川田 もちろん、得意な距離ではないですが、東京の2400よりはなんとかできるのでは。後はうまいこと、僕が乗りさえすれば、と思っています。

――レースの鍵は?
川田 まずは枠順抽選ですね。どの枠かで大きく変わってくるかと思うので。いい枠が当たることを願っています。

――ファン投票は2位でした。最後に一言お願いします
川田 これだけ支持をいただくほどの馬を任されて有馬記念に出走させていただくわけですから、皆さんの期待に応えられるように、馬自身がしっかり頑張ってくれると思いますので、それを一番いい形で生かせるように僕がうまいこと乗れればな、と思っています。

ラブリーデイを管理する池江泰寿調教師
――今朝の追い切りの動きはいかがでしたか?
池江 いい感じでした。オーバーワークになってもいけないし、軽くてもいけない。ちょうどその中間くらいの調整です。

――前走のジャパンカップを振り返ってください
池江 内容的には一番強い競馬をしたんじゃないかな、と思います。残念ながら3着でしたが(勝ち馬に)着差はあまりなかったので頑張ってくれたな、と思いました。

――今年の前半は6戦、この秋は今回で4戦目となります
池江 この1年、高いレベルで安定していました。GIシーズンを使いながら有馬記念までいい状態を維持するのは難しいものですが、今回もいい感じです。タフな馬の体質もありますが、担当の山元くんや短期放牧先のノーザンファームしがらきの方々が一生懸命ケアしてくれていますからね。スタッフのみんなをほめてあげたいです。

――中山2500という舞台については?
池江 距離が長いんで、その辺でしょうね。左回りより右回りの方がよりいいのでね、その点は中山を歓迎しています。

――ファン投票は2位でした。最後に一言お願いします
池江 ファン投票の数も昨年から大きく躍進しました。皆さんの期待に応えて一年の最後はしっかり締めたいと思っています。皆さん応援よろしくお願いします。
(取材・写真:花岡貴子)

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