気温マイナス3度と強烈な冷え込みとなった木曜朝の美浦トレセン。
東京新聞杯(2月4日・東京)に参戦する
グレーターロンドン(牡6歳、美浦・大竹)が、寒さを吹き飛ばすような熱気十分の1週前リハを行った。
栗東から駆け付けた新パートナー・川田との初コンタクトは美浦W。2馬身先行する僚馬を目標に4角で進路を内へ。直線を迎えると鞍上の
ゴーサインに応え、力強い脚取りを披露する。抜け出してから僚馬に再び差を詰められたものの、併入の形でフィニッシュ。6F81秒5-37秒4-11秒9をマークした。
大竹師は「やり過ぎず加減せず、イメージ通りの追い切りができました」と満足げ。「『マイルを走る古馬としては、ちょうどいいハミ掛かり。思っていたより乗りやすい』と話していました」と、鞍上が好感触を抱いたことにホッとした様子だった。
破竹の5連勝で昨年オープン入りを果たした大器だが、いまだ重賞勝利はない。「東京は一番勝っている舞台(4勝)ですからね。賞金を加算したい」と指揮官。待望のタイトル奪取に向け、準備は万端だ。(デイリースポーツ・刀根善郎)
提供:デイリースポーツ