「
秋華賞・G1」(13日、京都)
前哨戦のローズSを快勝した
クイーンズウォークは9日、栗東坂路で最終リハ。伸びやかなフットワークで好調をアピールした。1週前追い切りに騎乗した川田も
桜花賞8着、
オークス4着に終わった春からの成長を実感している。重賞2勝馬としてラスト1冠を目指す。
ローズSを快勝して、春からの成長を強く印象付けた
クイーンズウォークは栗東坂路で最終追い切り。1週前にCWで動かしたことを受けてのメニュー構成。伸びやかなフットワークを繰り出して4F57秒0-12秒8を計時した。落ち着きがあり、気負いは見られなかった。態勢は整ったようだ。
◆
川田将雅騎手 -ローズSを振り返って。
「とてもいい状態でレースを迎えられて、スムーズにいい走りができました。結果も伴って、いい前哨戦だったと思います」
-評価している点は。
「春よりも
バランスが良くなったことで道中の走りが良くなり、動く準備もしっかりできるようになったことが最後のいい走りにつながりました。前哨戦ですので目いっぱいの競馬というより、流れのなかでスムーズに走ってきたと思います」
-1週前追い切りの印象。
「正直良くなかったのですが、気持ちが入り過ぎてしまう部分を改善しながらの1週間でした」
-京都の芝2000メートルという条件。
「2000メートルぐらいが、一番条件としてはいいだろうと思っていました。だからこそローズSでいい走りができたと思います。
オークスも頑張ってくれましたが、2000メートルがちょうどいいのではと思っています」
-
秋華賞に向けて。
「
桜花賞はあまりにも競馬にならなかったですし、そこから立て直して
オークスで4着という結果ではありましたが、内容良く走れました。夏を越していい走りができるようになっているので、春のままではないと思いますが、強い馬に挑んでいく立場というのは変わらないと思います。できる限りの準備をしてここに来ているので、ローズSのように素晴らしい走りができれば。楽しみにしています」
◆松岡伸弥助手
-最終追い切りは。
「すごくいい雰囲気でした。前哨戦を使っていますし、先週の時点で時計自体はやれば出るというのは分かっていました。心と体の
バランスがすごく良かったです。ローズSの当週の内容と比べるともう一段階良くなっているので、時計ではなく、内容的に手応えがあるという感じです」
提供:デイリースポーツ