24日、札幌競馬場で
札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)が行われ、後方2番手でレースを進め、3〜4コーナーで前に取りついた
川田将雅騎手騎乗の2番人気
ハープスター(牝3、栗東・松田博資厩舎)が、直線で抜け出し、最後方から同じく捲ってきた1番人気
ゴールドシップ(牡5、栗東・
須貝尚介厩舎)の追撃を3/4馬身差退けて優勝した。勝ちタイムは1分59秒1(良)。
ゴールドシップから5馬身離れた3着には、7番人気
ホエールキャプチャ(牝6、美浦・
田中清隆厩舎)が入った。なお、3番人気
トウケイヘイロー(牡5、栗東・
清水久詞厩舎)はいつもどおり先手を取ったものの、直線踏ん張れず11着に終わった。
勝った
ハープスターは、
父ディープインパクト、
母ヒストリックスター、
その父ファルブラヴという血統。
オークスではクビ差の惜敗を喫し2冠を逃したが、当初の予定どおり
凱旋門賞挑戦を表明。ここで見事
ゴールドシップを退けたことで、斤量面で圧倒的な恩恵がある本番への展望も大きく広がった。
【
川田将雅騎手コメント】
「跨って、良い状態だと感じました。スタートもついていけて、いいリズムでレースができました。3コーナーからポジションを上げていったのですが、上がっていくときも良い雰囲気でした。(
凱旋門賞に向けて)目一杯の状態でもなく、得意ともいえないコースでこの内容、結果は嬉しい。このままいければと思います」
【勝ち馬プロフィール】
◆
ハープスター(牝3)
騎手:
川田将雅厩舎:栗東・松田博資
父:ディープインパクト母:ヒストリックスター母父:ファルブラヴ馬主:キャロット
ファーム
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:7戦5勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2014年
桜花賞(GI)