netkeibaでは毎年GW明けに公開している
「POGマル秘リスト」を、今年は注目馬をピックアップした形で先行公開。今週からは4週に渡って中位クラスで指名したい馬を紹介します。
今後の公開スケジュール予定
3/10、3/17、3/24:ドラフト下位で指名したい馬
3/31、4/7、4/14、4/21:ドラフト中位で指名したい馬
4/28、5/12、5/19:指名すべき!馬
5/19、5/26:反則してでもとりたい!馬 ミュージカルウェイの2017 牡/栗東・藤原英昭厩舎
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ディープインパクト産駒の長女インナーアージは4勝、長男トーセンマタコイヤは5勝、3番仔ミッキークイーンは、オークス・秋華賞の二冠に輝いた。生まれたときから小さめ、しかし3月時440キロ台へ増量。15秒を切るところまできており、俊敏さはこの血統ならでは。まだ馬体のラインがはっきり決まらず、藤原英厩舎だけにデビューは慎重。そのぶんPOGではマークは薄目、中団より下まで指名権が余っていればラッキーといえる。
フアナ 牝/厩舎未定
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バレークイーンを軸として展開する、近親にヴィクトリー、リンカーンの名が連なる名族。母イサベルは3歳3月、経験馬相手に阪神・芝1800mを一気差し。牝馬クラシック戦線には乗り遅れたが、1年半という短い競走生活の中で[4-2-2-2]という良績を残した。母の全弟のアドミラブルはダービー3着、現3歳のエスポワールも、オークスを睨んでいる。デリケートな血統に加え、デビュー時期や、指名順が難しいが、父はルーラーシップ。小さく出てもきっと根性はある。
ブロードストリートの2017 牡/厩舎未定
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アグネスタキオン産駒の母ブロードストリートは4勝。ローズSを勝ち、秋華賞2着。ブエナビスタ、レッドディザイアを相手にクラシックの頂点でしのぎを削った。3番仔の全兄サトノウィザードは現3歳。京都・芝2000mの新馬戦を2分3秒6で勝ち上り若駒S2着、クラシックロード真っただ中にいる。全兄の武器は父譲りの瞬発力、古馬になればマイルに路線転向があるかもしれない。やや小造り、デビューはゆっくりめながら、兄の戦績が全弟の地図になる。
フーハイナの2017 牡/厩舎未定
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ヨハネスブルグ産駒の母は、アルゼンチンの芝マイルGIを2勝、芝2000mのGI勝ち。日本の競走路線に置き換えるなら、阪神JF・桜花賞路線からオークスまで、クラシックロードを一直線に駆け抜けたスピード系。長男オメガクオリティー(父EIusiveQuality)は未勝利。日本での生産はわずか2頭。サンプル数も少なく、育成はややゆっくりめ。デビューは秋以降になるかもしれない。ただしセレクトセール落札額は1億6000万。ハーツクライ産駒らしい薄い肌艶と、聡明そうな顔立ちが目をひいた。
エクスプレッサー 牡/美浦・堀宣行厩舎
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母は堀厩舎所属、中央4勝。祖母の妹マックスジーンは北米で11勝をあげた女傑。二番仔グレイスフラワー(父ダイワメジャー)は中央で3勝、三番仔サトノフェアリー(父ディープインパクト)は3勝。現5歳アロマドゥルセは3勝。一年空胎を挟み、父をスクリーンヒーローにかえてきたが、思惑通り好馬体、頑丈な仔ができた。秋デビューが多い厩舎だが、モーリスとまではいかないものの、スクリーンヒーローの久々のスマッシュヒットとなるか。