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【特別企画】本音と素顔に迫る「Q&A」15選・Part1 体重を保つ秘訣は──「晩ごはんを2回食べること」!?

  • 2022年01月27日(木) 18時01分
VOICE

今回の「VOICE」は特別企画、Q&Aコーナー!(撮影:福井麻衣子)


今回は特別企画として、ファンの皆様からいただいた質問にお答えします。この質問は「川田騎手2022年オリジナルカレンダープレゼント企画」の際に募集したものです(※応募期間は終了しています)。

非常にたくさんの質問をいただきまして、限りのある中ではありますが、川田騎手には出来るだけたくさんの質問に答えていただきました。今週はPart1をお届けします。

(取材・構成=不破由妃子)

【Q1】ストレス解消法を教えてください。



川田 最近はアウトドアです。バーベキューをしたり、焚火をしたり、DIYをしたり。今は庭遊びが多いですね。

──お子さんと一緒に?

川田 バーベキューであれば、作るのは好きなので、僕が作って子供たちに食べさせたりはしますけど、基本的には僕自身が楽しいからやってます。コロナ禍になって外には行きづらい、じゃあ自宅で遊ぼうということで、家でいろいろやってます。

【Q2】体重を保つ秘訣は? たとえば49キロ〜52キロの馬に乗るとき、体重管理はきついですか?


川田 この十数年、基本的に週末はずっと同じ体重です。好きなものを好きなときに好きなだけ自分の体に与えていると、自然とその体重になります。

──羨ましすぎる! その一定の体重というのは?

川田 僕がレースに乗るときの体重は、常に51.6キロです。レースに乗る格好をして、検量室のはかりに乗り、微調整して51.6キロにする。それはもう十数年間、変わりません。その51.6キロに合わせて馬具も用意しています。

──そういえば昔、減量するどころか、放っておくと体重が減っていってしまうと話していたような。

川田 昔はそうでした。若い頃は今より競馬での消耗が激しかったので、普通に食べているだけではカロリーが足りなくて。だから、たとえば土曜日の夜などは晩ごはんを2回食べて、なんとか体重を保っているような時代もありました。今は体の使い方も変わり、効率がよくなったぶんそこまで消費していないので、基本的に晩ごはんは1回ですけどね。

──つまり、意識的に食事を減らしたり、体重を落とすという意味での体重管理はしたことがないと。

川田 ほとんど常に一定ですからね。ただ、52キロに乗るときは、さすがに減らさないといけない。とはいえ直前に落とすわけではなく、1週間かけて少しずつ調整して、その週末に備えるという感じです。

 それ以前に、夏場の牝馬は別として、突発的な52キロはほとんど乗らないし、乗れないですね。なぜなら、ナチュラルではない僕で乗ることによって、その馬以外の依頼に影響が出てしまうから。いつもの僕を求めて依頼をくださるなかで、いつも通りじゃない僕が乗ることは不誠実だと感じてまして。

 ハンデ戦で急に52キロに乗れるかといったら、体重的にはクリアできたとしても、それ以外の騎乗馬のことを考えると“乗らない”という判断をします。52キロでどうしても乗らないといけない馬がいるときは、申し訳ないけど今日は許してくださいと思ってます。

VOICE

「いつもの僕を求めて依頼をくださるなかで、いつも通りじゃない僕が乗ることは不誠実だと…」(撮影:福井麻衣子)


【Q3】自分を信じてブレない強さはどこからきていますか?

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1985年10月15日、佐賀県生まれ。曾祖父、祖父、父、伯父が調教師という競馬一家。2004年にデビュー。同期は藤岡佑介、津村明秀、吉田隼人ら。2008年にキャプテントゥーレで皐月賞を勝利し、GI及びクラシック競走初制覇を飾る。2016年にマカヒキで日本ダービーを勝利し、ダービージョッキーとなると共に史上8人目のクラシック競走完全制覇を達成。

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