今年も東京競馬場では様々なドラマがあった。秋の終わりを告げると共に、そんな東京もいよいよ最終週。最後に笑うのは誰だ。
今週も期待の2歳馬が続々とデビュー、どんな未来の活躍馬が姿を見せるだろうか。
◆エデリー
(牡、父ディープインパクト、母ヴァレリカ、美浦・藤沢和雄厩舎)
母の異父弟(叔父)に重賞2勝(きさらぎ賞、マイラーズC)、皐月賞2着のワールドエースがいる。祖母のMandelaは独オークスの3着馬。その異父弟にはジャックルマロワ賞、イスパーン賞、プリンスオブウェールズSと仏英のG1を3勝したManduroがいる。6月にゲート試験をパスしたが、じっくりと秋まで待機。再入厩後も丹念に調教の本数を積み、年上のオープン馬と併せるなどして態勢を整えてきた。
「はじめのうちは弱いところもあったけど、...