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【2018GIプレイバック・宝塚記念】和田竜二騎手がミッキーロケットで17年ぶりのJRA・GI制覇

  • 2019年01月01日(火) 10時30分
 1番人気は、2016年のグランプリホースサトノダイヤモンド、2番人気は菊花賞キセキ、3番人気は前走ドバイターフ2着の秋華賞ヴィブロス。ほか、21年ぶりに外国馬として参戦した香港のワーザーなど、GI馬5頭が集結した春のグランプリは、波乱の決着となった。

 ゲートが開き、戦前の予想通りサイモンラムセスが先手を奪う。サトノダイヤモンドヴィブロスは中団、ワーザーとキセキは後方に構える。淀みのない流れは1000m通過が59.4秒。3コーナーを過ぎてサトノダイヤモンドが外から進出を開始し、4コーナーで先頭に並びかける。しかし、この4コーナーで好位の内から先頭に躍り出たのはミッキーロケットだった。

 直線に入り、サトノダイヤモンドが食い下がるが、ミッキーロケットの勢いは止まらない。ワーザーが末脚を爆発させるも、クビ差で振り切りゴール。3馬身差の3着は、道中サトノダイヤモンドと同じ位置から内を伸びたノーブルマーズサトノダイヤモンドは伸びあぐねて6着に終わった。勝ちタイムは2:11.6(稍重)。

 7度目のGI挑戦で待望の勝利を掴んだミッキーロケット。長くコンビを組んできた和田竜二騎手は、「馬場が乾いたので、内のいいところを通ろうと思った。スタートが上手になって、いい位置を取れたのは心強かった。前は流れていたが、勝負どころでついていければ直線は頑張ってくれる馬なので、ロングスパートしようと思っていた。最後まで脚色も変わらず、すごい馬です」と相棒を讃えた。

 和田騎手のJRAでのGI勝利は2001年の天皇賞(春)以来、17年ぶり。そのときの相棒で、さまざまな記録をつくったテイエムオペラオーは、宝塚記念の約1か月前にこの世を去っていた。「テイエムオペラオーが後押ししてくれました。胸を張ってオペラオーのところに行きたいと思います」和田騎手は思いを馳せた。

1着 ミッキーロケット 7人気
2着 ワーザー 10人気
3着 ノーブルマーズ 12人気

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