東京大賞典でGI制覇を果たした
オメガパフューム(栗東・
安田翔伍厩舎)。前走後は一旦放牧へ出されており、1月22日にグリーンウッドから栗東へ帰厩。今朝6日は
フェブラリーS(2月17日・東京ダート1600m)へ向けた1週前追い切りを行っている。
角馬場で入念に運動した後、2回目のハローが終了した坂路馬場へ。単走とはいえ、馬の多い時間帯だったので、周囲では多数の追い切りが行われていた。しかし、自分のペースを乱すことなく、前半ゆっくり、後半じわっとスピードを上げる走りでフィニッシュ。
時計は4F54.5〜3F39.8〜2F25.7〜1F12.9秒。数字は遅いが、まっすぐ駆け上がった走りは非常に好感が持てる。ただ、客観的には前走時の1週前追い切りが坂路4F51.8秒だったので違いはある。
このあたりを含め、最終追い切りがどんな内容になってくるのか。注目してみたいところだが、主観的には馬体も含め、今が最も充実していると思えるくらいの状態でもある。
(取材・文:井内利彰)