6連勝で重賞、
東海Sを制した
インティ(栗東・
野中賢二厩舎)。前走後も在厩して調整を続けており、今朝6日は
フェブラリーS(2月17日・東京ダート1600m)に向けた1週前追い切りを行っている。
角馬場を乗った後、2回目のハローが終了した直後に単走で登坂。左ラチ沿いを進めていく走りはレースでの逃げをイメージさせてくれる。自分のペースでラップを刻んでいき、最後は仕掛けられて、きっちりと伸びていた。
時計は4F53.6〜3F39.1〜2F25.4〜1F12.4秒。追い切り直前に
野中賢二調教師に聞いた感じではもっと遅い時計をイメージしていたが、楽に走ってもこのくらいの数字が出てしまうくらいパワーアップしたということだろう。
また、角馬場での走りを見ていても、これまでに比べて重心が低くなったような印象がある。そんなわけで、前走から短期間ではあるが、更に走りの性能が向上しているようにすら思える。
(取材・文:井内利彰)