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【毎日杯】後の活躍馬多数の出世レース/JRAレース展望

  • 2019年03月21日(木) 06時00分
 昨年の勝ち馬ブラストワンピースは暮れに有馬記念を勝利。2017年のアルアインは中2週で皐月賞に挑んで栄冠を獲得、また2013年のキズナはここから京都新聞杯を挟んで日本ダービー制覇に繋げた。弥生賞スプリングSが終わったあとのGIII戦で、微妙な位置づけにあるにもかかわらず、後の活躍馬を多数輩出している。

1.直線が長いコースで速い上がりが必要

 出世レースとなっている最大の要因は、速い上がりを使える馬が有利なことだろう。この時期に牡馬が使える重賞やオープンは、中山か阪神の内回りがほとんど。直線が長いコースの重賞として毎日杯は貴重な存在になっている。2018年はブラストワンピースが上がり3F33.9をマークして快勝。2016年にはスマートオーディンが上がり3F32.7秒で勝利した。

2.構えすぎると届かない

 少頭数になることが多いこともあって、ペースが緩むことが通例である。2017年のサトノアーサー、2015年のアンビシャスのように、優れた決め手を持っていても、前半に序盤に構えすぎると前残りを許す結果に終わることがしばしば。早めに動いていける自在性が必要だ。

3.ディープインパクト産駒が強い

 産駒が出走するようになってからの8年間で、ディープインパクト産駒が[3-4-4-12]。2017年はワンツーフィニッシュで、2012年には1-3着を独占している。ワンターンの1600-1800戦でのディープインパクト産駒の強さは周知の通り。


 ウーリリはダービー馬マカヒキの全弟。新馬戦は早め先頭から並ばれて抜かせない着差以上に強い内容だった。負かした相手がシンザン記念3着のミッキーブリランテだったから価値が高い。トライアルを見送ってここに出走してきたのは、キレ味が活かせるこの舞台を待っていたからと見る。久々での重賞挑戦だが、楽しみのほうが大きい。

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