2着馬まで
日本ダービー(5/26・GI・東京芝2400m)の優先出走権が与えられる
青葉賞(4/27・GII・東京芝2400m)に美浦から出走予定の注目馬4頭の1週前情報。
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カウディーリョ(牡3・美浦・
堀宣行)について、森調教助手
「前走(
山吹賞・500万下・1着)から中3週になりますが、在厩で調整しています。前走はパドックでイレ込んでいましたけど、レースではリズム良く走れていました。石橋騎手も上手に乗ってくれたと思います。
前走後も大きなダメージもなく調整できましたし、テンションも上がっていません。1週前は石橋騎手が乗って追い切りましたが、疲れもなく順調です」
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ピースワンパラディ(牡3・美浦・
大竹正博)について、大竹調教師
「ゲートは速い馬だったので、前走(フ
ローラルウォーク賞・500万下・1着)で後ろからの競馬になったのは想定した形ではなかったですが、強かったですね。
前走後は放牧に出してリフレッシュさせました。元々体があまりない馬なので、放牧で増やしたかったのですが、あまり変わりはありません。体重を落とさないようにセーブしながらの調整です。この馬の良さはスピードですね。特にトップスピードに入った時はすごいです。左回りも良さそうですし、距離も大丈夫だと思います」
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ピンシェル(牡3・美浦・
高橋文雅)について、高橋調教師
「いい感じで成長していて、良くなっています。体のサイズ感はさほど変わりませんが、体の後ろを使えるようになってきて、前に乗っかかるような走りはなくなってきました。そのあたりの
バランスも良くなっていますね。
2週前はウッドチップコースで追い切って、今週(4/17)は坂路でやりました。最終追い切りも坂路でやる予定で、心臓含めて丁度いい感じになると思います。レースセンスが良いのは血統的なものなのでしょうか。これは教えてできることではないですからね」
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ランフォザローゼス(牡3・美浦・
藤沢和雄)について、津曲調教助手
「前走(
京成杯・GIII・2着)は他馬の影響もあって早めに動く形になりましたが、最後まで頑張りましたし、惜しい競馬でした。前走後はひと息入れて成長も見られ、動きも力強くなっています。
前走騎乗したマーフィー騎手は距離が延びて良さそうだし、暖かくなればもっと良くなりそうだと話をしていましたが、その通りに良くなってきています。距離延長は問題ないですし、新馬勝ちをした東京コースで期待したいですね」
(取材・文:佐々木祥恵)