東京競馬場の出張厩舎で到着する関西馬を待っていたら、馬房でやたら元気のいい馬を発見!4月に連闘連勝で収得賞金900万円を確保し、今週4分の2の抽選を突破した
ヴィントでした。
「先週火曜に放牧から戻ってきてリフレッシュしたこともあり、すごく元気ですよ。連闘の疲れはかんじません。ただでさえ元気が取柄なんですが、今回は特に元気です」と担当の植平助手。
日本ダービーへの参戦は、鞍上の竹之下騎手はデビュー22年目で初、管理する千田師は調教師になって初、担当する植平助手も初、馬主さんの平山オーナーも初、なのだそうです。
「"初めて"というのは、なんとも言えない気持ちですね。とにかく馬の体調はいいです」
竹之下さんはホント地味な印象なんですが、いろんな厩舎の縁の下の力持ちとして調教を手伝ったりしてきた方なんですよね。
「クセが強く普段からテンションの高い
ヴィントですが、しっかりと受け止めてここまで駒を進めてこれました。竹之下騎手はこの馬のことをとてもよくわかってくれています。明日は無事に他に迷惑をかけずに走り終えて欲しいです」
(取材・文:花岡貴子)