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桜花賞・G1」(12日、阪神)
無敗馬がさらに上昇ムードを漂わせた。2戦2勝の
デアリングタクトは8日、栗東坂路へ。四肢を伸ばし、全身を使った力強いフットワークで駆け上がり、4F53秒9-39秒5-12秒6をマーク。2週連続の追い切り騎乗を志願した松山は「しまい重点で、馬のリズム重視。真っすぐに走れていたし、折り合いも問題なかった。いい追い切りができた」と納得の様子だった。
しまいの切れを生かし、新馬戦、
エルフィンSと快勝。「一生懸命に走る馬。最後は追えば追うだけ、しっかりと応えてくれる。前走もまだ余裕があったと思う」と鞍上が胸を張れば、池水助手も「切れ味がいいところ。前回が強かったし、今回もいい競馬ができれば」と期待を込める。
課題は一つ。高いテンションをいかに抑えるか、だ。主戦も「阪神でもリズム良く運べれば大丈夫。あとは当日のイレ込み。そこに尽きる」と話す。狙うは無傷の3連勝。勢いそのままに女王の座をつかむ。
提供:デイリースポーツ