「新馬戦」(6日、東京)
2年前に
グランアレグリア、1年前に
サリオスが快勝した新馬戦に、今年も大物が登場する。土曜東京5R(芝1600メートル)で東の一番星を狙う
ブエナベントゥーラ(牡、美浦・堀)。
モーリスを父に持ち、母もG1・6勝の名牝
ブエナビスタという話題性抜群の良血馬だ。
4月3日に入厩してすぐにゲート試験に合格した。そこから在厩で順調に調整され、5月28日はレーンを背に美浦Wで1週前追い切り。しっかりと負荷をかけながら5F68秒6-38秒3-12秒2を計時した。森助手は「追い切りの動きはいいですね。まだハミ受けや気性といった、2歳馬らしいところを見ながら調整しています」と感触を伝える。
超一流の血統に加えて、攻め馬の気配も抜群。「走りは前向き。
モーリス自身と違う印象はありますが、ためれば切れるイメージがありますよ」と同助手。栗毛の馬体から繰り出される瞬発力は必見。クラシックを意識させるほどの鮮烈デビューを飾ってみせる。
提供:デイリースポーツ