川田将雅騎手が
阪神大賞典(4歳上・GII・芝3000m)の
ワープスピード(牡5、美浦・
高木登厩舎)で、14年ぶりとなる長距離重賞制覇を狙う。
川田騎手は
JRA通算2004勝。海外のビッグレースを次々と制し、一昨年には初の全国リーディングを獲得するなど、日本を代表するジョッキーとなっている。
JRA重賞は135勝。ただ、意外なことに3000m以上の重賞は10年
菊花賞の
ビッグウィークの1勝のみ。11年以降の該当32戦では、18年
阪神大賞典の
サトノクロニクル、21年
ダイヤモンドSの
オーソリティ、23年
阪神大賞典の
ボルドグフーシュで3回ある2着が最高着順となっている。
阪神大賞典のパートナーは
ワープスピードだ。
ドレフォン産駒では異色のステイヤー。3走前の
古都Sを制してオープン昇級を決めると、その後も
ステイヤーズSが4着、
ダイヤモンドSが3着と健闘。タイトルまであと一歩に迫っている。
ウシュバテソーロでお馴染みとなっている川田騎手と
高木登厩舎のタッグ。そういった意味でも期待は膨らむ。
川田騎手にとっては久々の長距離重賞V、そして11回目の挑戦での
阪神大賞典制覇がかかる一戦。伸び盛りのパートナーを駆って、ファンを唸らせる手綱捌きを見せてほしい。