大ヒットソーシャルゲーム「ウマ娘」でおなじみの「サイバーエージェント」の藤田晋社長のインタビュー。
「昨年末に雑誌『GOETHE(ゲーテ)』で武豊さんと対談した時に『藤田さん、馬主どうですか?』みたいな話をされたんです」
「セレクトセールは誰にも言わず30億円を用意していたんです。1歳で10頭、当歳で5頭を目標にしていましたが、1歳で12頭、当歳で6頭買えました。初年度で態勢をつくる意味でも良かった。今年スタートで、古馬はいないので、最初から馬をそろえるために初期投資を多くしたという感じです。予算も余りましたし、満足いく結果になりました」
―過去にお好きだった馬は。
「はまったのはトウカイテイオーです。(93年の)有馬記念は素晴らしい復活劇でしたよね。泣けるような活躍をする馬は好きです」
―勝負事で一番大事にされていることは。
「やはり勝たないと。本気で勝ちにいって、初めてプロセスにも意味があると思っています」
「豊さんがジョッキーを飽きずにやっているのは、能力が高いからだと思う。だから勝率、連対率にはこだわっていきたいんです。そういう意味では、厩舎、ジョッキー選びとかはシビアにやっていかないととは思っています」
―ワインにちなむ馬名が多いですね。
「ワインが大好きなので。ただ、馬名の登録は商品名が絡むと大変なことが分かったので、来年からはやめようと。全くないわけじゃないけど、ほぼ使いません。来年もコンセプトがあるのですが、それは見てもらえば分かると思いますよ」
―勝負服もえび色、袖白2本輪です。
「ワイン色ですね。ネット上では、ウマ娘にちなんでとか言われていますが、違いますよ」
―馬名は自分でつけているのですか。
「iPhoneのメモ帳に100個以上名前があって、セレクトセールで買った次の日にはひと通り自分でつけましたよ。やっぱり馬ってみんなのものというか、みんなが応援しているわけで、G1馬にふさわしい名前をと考えました。ドーブネも変な名前をつけたつもりはないんですけど、泥船とか言われちゃって。ぼくは格好いいと思ったんですよ。ヒップホップが好きですし、ドープ(かっこいい、最高などの意)って感じもするし、クロフネって感じもするし。覚えづらいのは嫌なので、来年も覚えやすい名前にはなっています。耳なじみがないのはちょっと避けました」
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