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須貝師がJRA提訴 記念撮影で馬房削減

  • 2021年10月22日(金) 06時44分
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 昨年10月、東京競馬場のG3サウジアラビアロイヤルカップをステラヴェローチェで優勝した際、新型コロナウイルス対策の接触制限に違反したとして日本中央競馬会(JRA)から貸与されていた厩舎の馬房を削減された須貝尚介調教師(55)が、処分は不当として大津地裁に提訴していたことが21日、分かった。

 9月3日に提訴。違反理由は騎手と記念撮影をしたこと。第1回口頭弁論は今月28日の予定。JRAは「詳細は係争中のため差し控える」としている。

 JRAは昨年10月上旬、G1レースに限り、調教師が優勝馬の馬主らとの撮影を許可し、騎手との撮影は原則禁じる感染対策を通知した。須貝師は「G1レース」を「Gレース」と見間違え、騎手との撮影を原則禁止としている部分を見落としてしまい撮影した。翌11月、JRAから書面で「調教師としての自覚を著しく欠く行為」として今年3月以降、馬房を2つ減らす処分を科された。

 2つの馬房削減により、須貝師は従業員の解雇、管理馬や管理予定馬を別の厩舎に移すなどの対応を余儀なくされた。一緒に撮影した騎手や馬主は処分されていない。

 須貝師は「自分だけのことではないので、私見は述べられません」とした上で、提訴の理由については「処分は恣意(しい)的で一方的な判断で行われ(処分権者の)JRA理事長の裁量の範囲を逸脱している」とした。弁明の機会もなく「適正な手続きを欠いた処分」としている。
ネタ元のURL
https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2021/10/22/kiji/20211022s00004000132000c.html

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